お風呂場で羽蟻が出たので、浴室のリフォームをしたいとフリーダイヤルにお電話をいただいたお客様です。

大きな被害となる前にご相談いただけましたので、

浴室を入れ替える必要はなく、シロアリの防除のみで対策が可能でした。

外壁塗装のご相談もいただき、こちらは早急にリフォームすることをお勧めいたしました。

現場調査したところ、経年劣化による穴・亀裂が多くあり、浴室側に特に大きな穴があった為です。

まずは外壁に高圧洗浄をし、塗装箇所の汚れ落としをいたしました。

塗装には、「マスチック塗装」を施しました。

この度のように、経年劣化している亀裂の多いモルタル壁に、この「マスチック塗装」は最適です。

マスチック工法はすべての外壁に適しているわけではなく、

ひび割れなどの痛みが進行したモルタルやALCに最適な工法です。

モルタルとALCはどちらもセメントや砂が主成分の外壁で、デコボコしているのが特徴です。

マスチック工法で塗装をするとどうしてもボコボコとした模様になる特性を生かし、

元々凹凸のあるモルタルやALCに適用します。

砂骨ローラーと呼ばれる、多数の穴のあいた特殊なローラーで波型の模様をつけて、

塗料の厚みがある仕上がりになります。

耐久性に優れている特徴を持ち、外壁塗装を強く仕上げることが可能です。

また、防水機能も付与することができるため、いつまでも綺麗な外壁を演出することができます。

通常のローラーで塗布しても防水性はもちろんありますが、

マスチックローラーで塗布することで、よりいっそう厚みができますので、高い防水性が可能となります。

いったん雨漏りが起きてしまうと、お住まいを著しく痛める可能性がありますので、

発生を未然に防ぐことが非常に大切です。

現場調査で、外壁のほかに、ベランダ防水も緊急性を要することをお伝えし、

リフォームをお任せいただく事となりました。

完工後は、「猛暑の中、丁寧な仕事をして頂いて感謝します。」とありがたいお言葉を頂くことができました。

浴室のリフォームも、引き続きご検討されており、その際には「ぜひ依頼したい」とのお言葉をいただきました。

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